お互いを認め合う
三分の 天下のはかりその心 我もなたも 皆すべてよし
天下三分の計を示します。
でも、あれっ。
全国制覇しましょうじゃないんですよね。
敵を知り、己を知り、軍事的、経済的な均衡の落としどころを、
プラグマティックに見つめていたのかもしれません。
しかしもう少し突っ込んで考えてみると、
時代背景が、表面上はともかく、お互い仲良くやりましょう
という考えを、許容するはずがないんです。
じゃあ孔明さん、理想主義者だったの、夢想家だったの。
でも彼は、誰よりもリアリストだったでしょ。
うーん・・・。
あっ、孔明よおまえもか、いや、あなたもそうだったのでしょうか。
ゴール設定を、コンフォートゾーンの外においていらしたのね。
世界平和にね。